サラ・リーマンの読書備忘録

本好きな管理人が本を読んでみてあれこれやってみるブログ

パナソニック:エチケットカッター ER-GN50

最近買ってとてもよかったもの。

パナソニック エチケットカッター グレー ER-GN50-H

パナソニック エチケットカッター グレー ER-GN50-H

 

 

空気が悪い都会暮らしのせいか、以前から鼻毛が伸びるペースが早いと思っていた。これまでは鼻の孔から毛が出てきたらピンセットで抜いていたが、これはとても痛い。しかも鼻毛を抜くのはよくないことらしい(毛穴からばい菌がはいる)。そんなわけで生活用品をAmazonで買うついでに、上記のエチケットカッターを買ってみたのだ。

 

商品が届いてから早速使ってみたが、これはとてもいい。痛みはもちろん全くないし、鼻毛がサクっと切れていく感触はとても気持ちがいい。水洗いができるのもありがたいポイントである。使ってみてあまりにもよかったので、鼻毛が出ている友人にも思わず勧めたくなったが、さすがにそれは思いとどまった。

 

鼻毛のケアはついおろそかにしてしまいがちだが、日常的に行っていれば歯医者や床屋で鼻の中を見られても問題ないし、周りの人から「鼻毛が出てる奴」と思われることもない。鼻毛が気になる方はぜひ試してほしい商品である。

『コーヒーの絵本』(庄野雄治作、平澤まりこ絵、ミルブックス)

帯には『おいしいコーヒーのいれ方がよくわかる世界でいちばんやさしいコーヒーの絵本。』とある。世界でいちばんとは大げさな気もするが、たしかにコーヒーのいれ方は本当にわかりやすく説明されている。コーヒーをいれるために必要な道具、必要な手順が詳しく書かれているので、この1冊で基本となるコーヒーのいれ方は十分マスターできる。さらには自分の好みの味にいれるためのちょっとしたコツまで書かれているので、上級者でも楽しめる内容となっている。

コーヒーの絵本

コーヒーの絵本

 

 

1.この本を読んだねらい

コーヒーが好きで毎日のように飲んでいるが、自分でコーヒーをいれることはなく、ほとんどがネスプレッソかコンビニコーヒー。でも自分でコーヒーいれて飲んでみたいという願望はずっとあったので、本書を読みコーヒーのいれ方を学んでみることにした。

 

2.読んでよかったこと、感じたこと

自宅でコーヒーをいれて飲むことは思ったよりも難しいことではないとわかった。自分がどんな味のコーヒーを飲みたいかがはっきりしていれば、豆のチョイスやいれ方はおのずと決まってくるからである。

例えば豆については浅煎りならば酸味が強く、苦みはほとんどない。深煎りはその逆で酸味がほとんどなく、苦味が強くなる。また豆の焙煎度合だけではなく挽き方やドリップの速さ、お湯の温度によっても味は変わってくる。だから苦味の強い超ストロングなコーヒーが飲みたかったら次のようにすればよい。豆は深煎りをチョイスしそれを細挽きにする。ドリッパーは台形の一つ穴タイプを使用し、高温のお湯でゆっくりとドリップする。

たとえそれが好みの味ではなかったとしても、何回か試行錯誤をすれば自分好みのコーヒーをいれることができるようになるだろう。

 

3.この本を読んで、自分は今から何をするか

まずは基本のいれ方をマスターする。豆の量、温度、抽出量などはきちんとはかり毎回味がブレないようにする。また、ネスプレッソやコンビニコーヒーは極力避けるようにし、自分でコーヒーをいれる頻度を増やす。

 

4.3か月後には何をするか、どうなっていたいか

色んな豆、色んないれ方を試してみて、いつでも自分好みのコーヒーをいれることができるようになっていたい。

またどんなに忙しくても意識的にコーヒーをいれる時間を作り、1日のうちのほんなわずかな時間でもゆとりのあるひと時を過ごすようにしたい。

『リストマニアになろう!理想の自分を手に入れる「書き出す」習慣』(ポーラ・リッツォ著、金井真弓訳、飛鳥新社)

 今回の書籍。本書では目標を達成するためのリスト活用術が紹介されている。やるべきことをリスト化するということ自体はシンプルで古典的な手法だが、うまく活用することで目標達成の大きな助けとなる。また、仕事に限らず日常生活でも使えるのでとても汎用性が高い。ちなみに著者は人生のほぼあらゆる場面でリストを活用し、生産的で、なおかつストレスを感じない日々を過ごしているそうだ。

リストマニアになろう!  理想の自分を手に入れる「書きだす」習慣

リストマニアになろう! 理想の自分を手に入れる「書きだす」習慣

 

 

1.この本を読んだ目的、ねらい

先日紹介した※『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』(中島聡著、文響社)を読んでから、仕事終わりには翌日やることをリスト化するということを習慣にしている。それからというもの、これまでついつい忘れてしまうことが多かったことも、漏れなく行うことができその効果を実感している。これをもっと深堀りし仕事だけでなく私生活においても活用したいと思い本書を手に取った。

 

 『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』(中島著、文響社)

bookreviewer.hatenablog.jp

 

2.読んでよかったこと、感じたこと

 TODOリスト、チェックリストは仕事以外で活用するイメージは個人的にはなかったが、日常のあらゆる場面で活用できることがわかった。

要は現状と目標のギャップを埋めるために必要なことをリスト化し、日々そのリストを消去すべく行動すればよいのである。そうしてリストがすべて消去できたときに目標が達成できるのである。リストにすることでやるべきことが明確になる。リストにすることで漏れもなくなるので生産的かつストレスなく行動できるのである。

 

3.この本を読んで、自分は今から何をするか

 まずは仕事や日常生活において目標を明確にする。大小さまざまなものがあるが、それらを日々の行動にまで落とし込み、リスト化する。漠然としたリストでは行動できないので、とにかく細分化することを意識する。

実際行動する際には優先順位をつけ、無駄なことをしないようにするなど気をつける。また、リストの消去については本書で紹介されていたスマホアプリを活用し、継続して行動できるような仕組みを作る。

 

 

4.3か月後には何をするか、どうなっていたいか

リストを活用することにより、まずは現在手を焼いているさまざまな仕事をスムーズに進行していけるようになっていたい。そうして仕事に余裕が出てきたところで、余暇を楽しめるようなリスト作成をしてみたい。

『アクション リーディング』(赤羽雄二著、SB Creative)

 1.この本を読んだ目的、ねらい

本から得た知識を実生活でどのように活かすか。これは日ごろから意識していることであるが、今よりも効果的な方法があるならば貪欲に吸収していきたいと思い本書を手に取った。また、忙しい日々の中でもどのように読書やアウトプットの時間を捻出していくかということも学んでいきたいと思ったため。

 

2.読んでよかったこと、感じたこと

本を読むことは、新しい知識の習得、そして自分自身の改善に有益であるということを再認識できた。だけども、やみくもに読めばよいということではなく、ある程度本を読んだら「アウトプット」に注力しなければならない。

読書の価値を高めるためには、好奇心や問題意識に基づいて本を読み、読後は行動につなげるということが必要である。

 

3.この本を読んで、自分は今から何をするか

どんなに忙しくても、知識のインプットを絶やさないために読書の時間は日々のスケジュールに落とし込む。

読む量は必要最低限に抑え、本から得た知識を活用(実践)することに注力する。

本から得た知識を活かすために、多読はせず1冊に集中して読む。そして読後はチャレンジシートを作成し、行動につなげられるようにする。

 

4.3か月後には何をするか、どうなっていたいか

現在、仕事や私生活で抱えている問題をチャレンジシートを活用し解決する。

それらをブログに書き、あとで振り返りができるようにする。

 

今回の参考書籍。 時間がない中でどのように読書の時間を捻出するか、またそうした中で読んだ1冊をどのようにして活かせばよいのかがとてもわかりやすく書かれている。これまでも類書はたくさん読んできたが、行動へつなげる仕組み(チャレンジシート)について詳しく言及している書籍は珍しい。

アクションリーディング 1日30分でも自分を変える

アクションリーディング 1日30分でも自分を変える"行動読書"

 

 

『靴磨きの本』(長谷川裕也著、亜紀書房)

1.この本を読んだねらい

これまでも靴磨きについてはネットや書籍を通して学び、実践してきた。今回は改めて靴磨き職人による磨き方を学ぶことで、基本を振り返るとともに、技術向上を目指す。

 

本書で紹介されている「基本の磨き」は以下の10工程

(1)紐やバックルを外す

(2)ほこりを落とす

(3)クリーナーで拭き取る

(4)クリームを塗る

(5)クリームをなじませる

(6)余分なクリームを拭き取る

(7)ワックスを塗る

(8)水をつけて磨く

(9)磨きを繰り返す

(10)最後は水だけで磨く

 

2.読んでよかったこと、感じたこと

これまで学びと実践を繰り返してきた靴磨きについて「まだまだ知らないことがある」ということを知ることができたのがよかった。例えばブラッシング。これまでブラシの毛の種類など意識していなかったが、ほこりを落とすときは柔らかい「馬毛」、クリームをなじませるときはコシのある「豚毛」のブラシを使うなど、使い分けが必要とは知らなかった。

また最後に水だけで磨くというのもこれまで行っていなかったので、今回を機にぜひ試してみようと思う。

 

3.この本を読んで、自分は今から何をするか

本書の通りに靴を磨き、これまで以上に靴をピカピカの状態にする。ちなみに馬毛ブラシは持っていたが、豚毛ブラシは持っていなかったので早速買ってきた。

以下靴磨きの道具一式。モゥブレイで統一されているのはたまたまであり、意識してそろえたわけではない。

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というわけで早速磨いてみた。ビフォーの写真を撮り忘れたので比較ができないが、かなりピカピカになったと思う。靴を光らせるには水の使い方が重要なんだと痛感。そして靴がキレイになると不思議とテンションが上がる。

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4.3か月後には何をするか、どうなっていたいか

靴を履いた後はブラッシング、そして月に一度は徹底的に靴を磨きあげ、「靴がキレイな人」というイメージを定着させる。だからどうしたと言われればそれまでだが、靴がキレイな状態は自分にとっても心地よいので、その状態を保ち日々を過ごしていきたい。

 

 今回の参考書籍。まず驚いたのが、本を置いた状態で開いても閉じないように製本されていること。本を見ながら靴を磨くということが容易にできるのがとてもよい。写真つきで説明も詳しくわかりやすいので、靴磨きの基本を学びたい、学びなおしたいという方にはとてもおすすめできる1冊。

靴磨きの本

靴磨きの本

 

 

『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』(中島聡著、文響社)に超速時間術を学ぶ

まったく畑違いの人事に異動してから早2カ月半。仕事にはだいぶ慣れてはきたが、それでもたくさんのタスクを同時にこなせばならず残業の日々。これは何とかしないといけない。そう思いながら立ち寄った書店でこの1冊を見つけた。それは『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』(中島聡著、文響社)という本。 まさしく「なぜ、私の仕事は終わらないのか」と思っていたので、中身も見ずにレジへ持っていき、そのまま喫茶店に駆け込み一気に読み終えた。

 

なぜ仕事が終わらないのか。私の場合は、著者も指摘する通りで最後に頑張ればなんとかなるという考えを持っているからである。むしろ追い詰められた時の方が思わぬアイデアが浮かんだりして、仕事の質が高くなると思っているフシがある。ただし、こういう仕事のやり方は精神衛生上とても良くないので、次こそは余裕持って仕事に取り組もうと思う。ただし、喉もと過ぎればとは言うもので、またしても締め切りが近づいてこないとやる気は出ず、結局いつも最後に焦って仕事をすることになるのである。

 

それでは、どういう仕事の仕方をすれば、仕事をきっちり終えることができるのだろうか。まずは「締め切りを守ること」を厳守し、ラストスパート志向を改めるのである。実際に仕事に取り掛かる際は、スタートダッシュをかけ最初の2割の期間で仕事の8割を終わらせる。そして残りの期間は余裕をもって仕事の完成度を高めることに専念するのである。

 

長期のタスクの場合は仕事を細分化していき、10日~16日単位の仕事に分け、その中でスタートダッシュ→流しを繰り返す。これは複数のタスクを抱えているときにも応用ができる。たとえば1日に3つのタスクをこなす場合は、朝、昼、晩と時間を分け、その中でスタートダッシュ→流しを繰り返す。

 

 こうした仕事のやり方を実践するうえで大事なのは、必ず前日にタスクリストを作ることである。当日になってから何から始めるかを考えるのは非常に効率が悪い。また、実際に仕事に取り組むときはマルチタスクを放棄する。例えばスタートダッシュで仕事をしているときに、全然関係ないメールの返信などをすればそこで集中力が途切れてしまう。そうしたことを防ぐために、常に一つの仕事に集中し、それが終わってから次の仕事に取りかかるようにするのである。

 

というわけで私も今日からはその日やることは前日にうちにリスト化し、著者の言うロケットスタート時間術でどんどん片付けていこう思う。

 

以下今後実践すること

  • 仕事の終わりには翌日やることをリスト化する
  • 出社したらリストを「一つずつ」消化していく(マルチタスクはしない)
  • 仕事を頼まれたら、最初の2割の期間で8割完成させる

 

今回の参考書籍。仕事術に関する本はこれまでもたくさん読んできたが、本書は極めて実践的な1冊である。時間の使い方、仕事の取り組み方が具体的に書かれているのでいつも締め切りギリギリになってしまうという私のような人にはとてもおすすめである。「仕事なんてさっさと終わらせて、余った時間で次の人生に備えよう」という著者のメッセージもまた良い。

なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である

なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である

 

 

『その「おこだわり」、俺にもくれよ!!(1)』(清野とおる作、講談社)につまらない日常を楽しむ術を学ぶ

ここ最近、仕事は残業続き。休みの日もなかなか疲れが抜けず、あちこち出かける気力もない。このままでは仕事だけで何の楽しみもない人生になってしまうこと必至である(仕事を人生の楽しみにするという選択肢はない。)。限られた時間の中でも、なんとか日常生活を楽しむ術はないものか...
 
そんなことを考えながら、書店の各売り場を巡回していると、コミックコーナーで『その「おこだわり」、俺にもくれよ!(1)』(清野とおる作、講談社)が目に入った。普段はマンガを読むことはほとんどないのだが、このコミックからは色んなヒントが得られそうだと思い買ってみることにした。
 
本書は、作者が※「おこだわり人(びと)」たちからこの世を楽しく生き抜くヒントを聞き出すという構成になっている。そのおこだわりはどれもかなりマニアックで一般ウケはしないものばかり。でも個人個人が日常の中に自分だけの楽しみを見つけることができれば、周りから理解してもらう必要はない。私も自分だけの楽しみを見つけるべく、まずは先人たちのおこだわりを勉強することにした。
 
※つまらない日常生活の中で別にこだわらなくてもいい事に敢えてこだわり
 そこに自分だけの幸せを見出しコソコソと楽しんでいる人
 
ちなみに本書では「寝る男」、「アイスミルクの男」、「ベランダの男」、「帰る男」などなど個性的な面々が紹介されているが、一つ共感できたのたが「ツナ缶の男」。このエピソードは試し読みができるので、興味がある方はぜひ読んでみてほしい。
 
作品紹介。「試し読みする」をクリックするとダイジェストが読める。
 
そんなわけで氷結STRONGグレープフルーツを存分に楽しむために、「いなばのライトツナフレークまぐろサラダ油漬」を買い、そこにマヨネーズとコショウを死ぬほどかけて食べてみた。
 
実際にやってみた図。こぼさずに混ぜるのは思ったよりも難しく、ちょっとこぼれてしまったのが悔やまれる。
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ビックリするほど美味しくはないだろうと思ったのだが、これが意外と美味しかった。マヨネーズのこってりと、氷結のさわやかさの組み合わせがとてもよい。また、手軽にパパッとできるので、どんなに残業で帰りが遅くなってもまったく負担にならないも今の私にはよい。そんなわけでまだしばらくは残業続きの生活にも耐えることができそうである。

 

最後にDAIGOが今ラジオで言っていた3文字言葉を紹介して終わりにしようと思う。

 

SMT(仕事は みんな 大変)。

 

 今回の参考書籍。コミックの内容が面白いのはもちろんだが、色んな「おこだわり人」からは自分だけの楽しみを見つけることが日常生活を楽しむうえでは大事であることを教えてくれる意外とよいコミック。