サラ・リーマンの読書備忘録

本好きな管理人が本を読んでみてあれこれやってみるブログ

『男と女のワイン術』(伊藤博之・柴田さなえ著、日経プレミアシリーズ)にワインと料理のマリアージュを学ぶ

先日、ワインの選び方について学んだ私は早速近所の酒屋さんでワインを買うことにした。赤と白のどちらにするか少し迷ったが、あまり飲んだことのない白に挑戦してみることにした。もちろん買うのは※「マコン」である。

 

※なぜマコンを買うか知りたい方はこちらの投稿をぜひ。

bookreviewer.hatenablog.jp

 

せっかくワインを買うのだから、食事と一緒に楽しみたい。そこで再び『男と女のワイン術』(伊藤博之・柴田さなえ著、日経プレミアシリーズ)を参考にして、白ワインに合う料理をチョイスしてみようと思う。

 

以前は、赤ワインには肉、白ワインには魚くらいしか知らなかったが、ワインと食事の合わせ方は実はとてもシンプルである。いくつか法則はあるが、一番簡単なのは素材や料理の色にワインの色を合わせる方法である。これはもともとの素材の色だけではなく、調理後の表面の色や、タレ・ソースの色も考慮する必要がある。なので、肉なら必ず赤ワインではなく、焼き鳥の塩など色が白いものは白ワインを合わせ、タレならば赤を合わせるのである。

 

というわけで私は今回、白ワインに豚しゃぶを合わせてみることにした。豚しゃぶのときはだいたいビールやレモンサワーばかりで、ワインを合わせたことはない。本当に白ワインと豚しゃぶは合うのだろうか…そんなことを思いながら火の通った豚バラをポン酢にひたし、口へ運ぶ。そしてドキドキしながら白ワインを飲んでみると、これが抜群に合う。互いにサッパリしていて強い味わいではないのがちょうどよいのか、豚しゃぶも白ワインもどんどん進んでしまう。あまりの相性のよさに結局はワインボトル1本を空けてしまった。

 

買ってきたマコン。色あわせの法則に従い豚しゃぶと合わせてみた。その組み合わせは文句なしに美味い。

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これまでは何の知識もなく、ただなんとなく飲んでいたワインであるが、ちょっとした知識があるととても楽しめることを実感。今度はボルドーメルローを買ってきて、食事と一緒に楽しんでみたいと思う。

 

今回の参考書籍。

男と女のワイン術 (日経プレミアシリーズ)

男と女のワイン術 (日経プレミアシリーズ)

 

 

第2弾ももうすぐ発売されるみたいなのでとても楽しみである。

 

『男と女のワイン術』(伊藤博之・柴田さなえ著、日経プレミアシリーズ)にワインを学ぶ

我が家の近所にはワインバルが多い。最近になってワインを飲むようになったのでワインバルに行ってみたいのだが、ワインについてあまり詳しくないので行くのを躊躇している。バルでも臆することなくワインがオーダーできるようになりたい…そんなことを思いながら書店に足を運ぶと1冊の本が目に入った。それは『男と女のワイン術』(伊藤博之・柴田さなえ著、日経プレミアシリーズ)という本。

 
実は少し前にワインアドバイザーの資格を取ろうと思い参考書を買ったのだが、書かれていることがまったく頭に入らなくてすぐに挫折してしまった。そんなことがあったので、この本の内容も理解できるか少し心配ではあった。しかしそんな心配は数ページ読んだだけで吹き飛んだ。ぶどう品種や産地による味の特徴や、ワイン独自の味わいについてとてもわかりやすく書かれており、思わず「へ~」となってしまった。
 
本書において著者は、自分好みのワインを見つけるには、自分自身の味わい(果実味、辛口、酸味、渋味)の基準となるワインを持つことが大事であると述べている。自分自身が味わいの基準を持っていれば、いつも飲んでいるものより「果実味が強いもの」とか「もう少し渋味があるもの」といった具合にオーダーができるので、自分の好みのワインを見つける近道となるのである。
 
ただし、何にもわからない初心者が自分自身の基準となるワインを見つけるのは難しい。そこで著者は「白はマコン、赤はボルドーメルロー」作戦を推奨している。要は白だったらマコン、赤だったらボルドーメルローを飲むべしということである。マコンはブルゴーニュ地方のシャルドネ種で造られたもの。鋭い酸味とまろやかな酸味の中間的な味わいで、果実味と辛味のバランスがよいので、自分自身の基準にするには最適である。ボルドーメルローボルドー地方のさまざまな場所のメルロー種で造られたもの。これもマコン同様、味わい(果実味、辛口、酸味、渋味)のバランスがよいので自分自身の基準とするにはうってつけなのである。
 
赤はボルドーメルロー、白はマコン。まずは酒店でこれらのワインを買って徹底的に飲んでみようと思う。そしてワイン経験値が上がったら念願のワインバルへ行ってみたい。
 

 今回の参考書籍。ぶどうの品種や産地による味の特徴がとてもわかりやすい。ラベル買いのコツや飲食店で自分好みのワインを見つけるためのオーダー方法、さらには食事との合わせ方についても言及しているので、ワインをトータルに楽しみたいという方にはおすすめの一冊である。

男と女のワイン術 (日経プレミアシリーズ)

男と女のワイン術 (日経プレミアシリーズ)

 

 

『僕が無料の英語マンガで楽にTOEIC®900点を取って、映画の英語を字幕なしでリスニングできるワケ』(中村一也著、扶桑社)に効率的な英語学習法を学ぶ

頻繁に、というわけではないが、仕事で英語を使う機会がある。そのため、社会人になって以来かなりの年月を費やし英語学習を行ってきた。単語帳を読み込み、リスニング教材を聴き、TOEIC®の問題集を解く。その成果もあって、TOEIC®のスコアは850点までいくようになった。自分の中では結構よいスコアだと思っていたが、それでも全然英語ができるようになっていないことに気づいた。映画の音声は聞き取れないし、口からスラスラと英語が出てくることもない。これまで結構な時間を割いて行ってきた英語学習法は間違っていたのだろうか。

 
そんなとき、書店の新刊コーナーで1冊の本を見つけた。それは『僕が無料の英語マンガで楽にTOEIC®900点を取って、映画の英語を字幕なしでリスニングできるワケ』(中村一也著、扶桑社)という本。一見インチキ本と思わせるようなタイトルであるが(失礼)、読んでみるとこれがかなり面白い。今後の英語学習法を考え直すために買ってみることにした。
 
本書で著者は、多読とリピリス(リピートリスニング)を同時に行うことで英語力を向上させることができると述べている。多読は語彙を増やすために必要であるし、リスニングは英語の音声に慣れ、聞き取れるようになるために必要なことである。一見、普通の学習法のように思えてしまうが、著者が推奨する学習法には楽しく、そして効率よく英語を身に着けられる工夫がなされている。
 
まず、多読についてであるが、著者は英語マンガを読むことを推奨している。マンガであれば日常的に使われる英語表現を学ぶことができるし、絵があるので小説よりも理解がしやすい。また楽しみながら学習ができるので、小説のように途中で飽きてしまうこともない。今はスマートフォンタブレットがあれば、無料でたくさんの英語マンガを読むことができるので、お金もかからない。1日1時間、英語マンガを読むことに費やせば、早ければ1年でネイティブ並みの語彙を身に付けることができる。
 
次にリピリスについてであるが、これはリピートリスニングの略で1つの英語音源を何回も繰り返し聞くことである。これもとてもシンプルであるが、実際に行う前に覚えなければいけないことがある。それは英語の音の法則である。リピリスを行う前にはシラブル、リエゾンや英文を発声するときのリズム(強弱)を一通り学習する必要がある。それからリピリスをすることで、英語の音の法則を定着させ、これまで聞き取ることができなかった音声を聞き取ることができるようになるのである。
 
早速、今日から著者が紹介していたマンガを読むアプリをダウンロードして英語のマンガを多読し、リピリス用の音声素材を聞いてみようと思う。きっと来年の今頃には、字幕なしで映画が観れるようになっていることだろう。
 

 今回の参考書籍。英語を楽しく、そして効率的に学習できる方法が紹介されている。英語を勉強しているが、いまいち学習の効果を感じることができないという方にはとてもおすすめ。

僕が無料の英語マンガで楽にTOEIC900点を取って、映画の英語を字幕なしでリスニングできるワケ

僕が無料の英語マンガで楽にTOEIC900点を取って、映画の英語を字幕なしでリスニングできるワケ

 
 

 

 私がリピリスで使用する素材。内容も英語学習に役に立ちそうである。

[生声CD付き]スタンフォードの「英語ができる自分」になる教室

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『ハーバード流幸せになる技術』(悠木そのま著、PHPビジネス新書)に幸せになる生き方を学ぶ

『ハーバード流幸せになる技術』とはキラキラ女子が好きそうなタイトルである。個人的にはあまりこういう本は読まないのだが、タイトルにある「技術」という単語が気になったので読んでみることにした。

 

幸せというと、社会的地位、お金、結婚などを想像してしまうが、これらを得ても必ずしも幸せになれるとは限らない。社会的地位を獲得してもそれはやがて当たり前になってしまうし、お金を得ることを目的にするのはゴールのないマラソンを走るようなもので際限がない。また、結婚の蜜月も2年しか続かないと言われている。

 

それでは幸せになるためにはどうすればよいのだろうか。著者は幸せになるとはどういうことなのかをまず定義したうえで、幸せになるためにすべきことを次のように述べている。

 

学問的には、感情的な側面と認知的な側面からアプローチがされています。感情的な側面とは、幸せを「喜び」や「満足感」のように日々移り変わる感情として捉えるものです。認知的な側面とは、自らの人生がどのような状態にあるかを通し、幸せを「意味」や「価値」として持続的に捉えるものです。

サイエンス・オブ・ハピネスを牽引するソニア・リュボミアスキーは、幸せをこれら両側面から捉え、「日々が喜びや充実感に溢れ、自分の人生が有意義で価値的なものだと捉えている状態」と定義しています。この定義を要約すると、ハーバード大学で「幸せになるための講座」を担当し人気を博したタル・ベン‐シャハーの定義、幸せとは「喜びに満ち、人生の意味を感じる経験」と重なります。

 

つまり、私たちがすべきことはふたつです。ひとつは、日々の喜びを味わうこと。もうひとつは心理的成功をとおして、意味のある人生を築くことです。

 

ひとつめの「日々の喜びを味わうこと」はとてもわかりやすいと思う。日々たくさんの小さな楽しみを味わったり、モノよりも経験にお金を使うと、日々の満足度が高くなる。私も毎朝のコーヒーはちょっと良いコーヒー豆を挽き、ドリップして飲んでいるが、コーヒーのよい香りが部屋中に充満してとても良い気分になる。そしてコーヒーを飲みながら、本を読むひとときはたまらない。

 

一方、もうひとつの「心理的成功を通して、意味のある人生を築く」は少しわかりづらいが、人生の目的を持ち、それに向かって努力していくことというとわかりやすいかもしれない。例えば、ソフトバンクグループ代表の孫正義氏はこう述べている。

 

「情報革命で人々を幸せに」。

この経営理念の下、グループ会社一丸となってその実現に向けて行動するのみです。

 

こうした目標(理念)に向かって努力することは、自分自身を成長させてくれるし、なによりも努力すること自体が喜びや満足感を与えてくれる。このように目標(理念)を設定することで、意味のある人生を築くことができるのである。(もちろん目標はラットレース型の経済的・社会的成功を目指すものではなく、「日々の喜び」や「人生の意味」を同時に感じられるものでなければならない。)

 

孫正義氏の代表挨拶。

www.softbank.jp

 

私はこれまで、人生の意味ということはあまり考えてこなかった。日々楽しく過ごせばそれだけでハッピーというように単純に捉えていた。ただし、それだけでは表面的には楽しくても内面的には充実していないような気もする。孫正義氏のように社会を変える!というような壮大な目標は考えられないが、人生をより良くするために、自分の人生の目標(理念)というものを一度考えてみたいと思う。

 

今回の参考書籍。幸せとはどういうことなのかということを定義したうえで、幸せになる技術が紹介されているのでとてもわかりやすい。お金、仕事などの考え方もとても参考になるので、繰り返し読んでいきたい。

ハーバード流 幸せになる技術 (PHPビジネス新書)

ハーバード流 幸せになる技術 (PHPビジネス新書)

 

 

『外資系コンサルが教える読書を仕事につなげる技術』(山口周著、KADOKAWA)に仕事に活かす読書術を学ぶ

仕事や生活の悩みを解決するために本を読むことは多いが、本から得た知識を実際に活用するのは意外と難しい。読んでいるときは、いろんな気づきが得られた(ような気になっているだけかもしれないが)と思うのだが、後から振り返ると内容をさっぱり覚えていないこともある。娯楽として読む本は別として、何かを得るために読む本はせめてそこから得られた知識を後々に活用できるようにしたい。そこで今回は『外資系コンサルが教える読書を仕事につなげる技術』(山口周著、KADOKAWA)を参考にして、仕事に活かすための読書について考えてみたいと思う。

 

本書では「どのような本を」、「どのように読み」、「どのように知識を貯蔵するか」ということがとてもわかりやすく説明されている。そのどれもがとても参考になるのだが、今回は読んだ本(教養書)の知識を活かすために「どのように知識を貯蔵するか」といった点に注目してみたいと思う。

 

その方法について著者は次のように述べている。

 

結論から言えば、読書で得た知識や感性を仕事に活かそうとした場合、大事なのは「読んだ後」なのです。(中略)知的生産に従事するビジネスパーソンも、さまざまな本から得た知識を貯蔵し、文脈に応じてそれらを組み合わせることで知的成果を生み出すことが求められます。(P8~P9)

 

具体的には、本を読んで重要だと思われた箇所をデジタルデータとして転記し、いつでも検索して確認できるようにしておくのです。(P142)

 

要は読書ノートをデジタルデータとして残すということなのだが、本書で著者が紹介している方法はとてもユニークである。基本的には本を読んでいて面白い部分を転記していくのだが、ただ転記するのではなく後に活用できるような形にするのである。ポイントとなるのは「抽象化」。これは本から得た知識や事象「要するに〇〇だ」と置き換えることである。こうすることで、知識がいろんな場面で活用できるようになるのである。そして「抽象化」したものが実際仕事のどんな部分に使えるのか、そしてそのためにどんな行動を取るのかということまでデジタルデータに残すのである。

 

これまでは本を読んでいて、気になる部分をノートに書き出すことはあった。 だけども、それを後々に活用できるように行動プランにまで落とし込むことは考えてこなかった。読んだ本の知識を「使える」ようにするために、私も早速自分なりの「情報のイケス」(デジタルデータ)を作っていこうと思う。

 

今回の参考書籍。仕事に役に立つ本の選び方や読み方、そして読んだ本を後々に活用するための方法論がとてもわかりやすく書かれている。本から得た知識を活かしきれていないという人にはとてもおすすめの一冊。

外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術

外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術

 

 

『ビジネススーツを格上げする60のルール』(宮崎俊一著、講談社)に小物選びを学ぶ

お金持ちになりたければ長財布を使え。そんな非科学的なことを信じているわけではないが、これまで長札入れと小銭入れを使っていた。長札入れはお札の出し入れが非常に楽で気に入っていたが、ポケットに入れてもバッグに入れても少しかさばるのが気になっていた(私の長札入れは薄めのタイプではあるのだが…)。もう10年くらいは使っているので、思い切って買い替えることにした。

 

これまで使っていた長札入れ(ホワイトハウスコックス製)と小銭入れ(ビサルノ製)。長札入れは薄いが、横幅が広く意外とかさばる。

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とはいえ、実際にどんな財布を選ぶかは非常に悩ましい。ブランド、デザイン、色…組み合わせを考えるだけで、気が遠くなる。そんな折、たまたま読んだ『ビジネススーツを格上げする60のルール』(宮崎俊一著、講談社)にとても参考になることが書いてあった。以下引用。
 
革小物は、ひと目でブランド名がわかるようなものは選ばないことが鉄則
 
ここ数年、クレジットカードはもちろん、PASMOSuicaなど、電子マネーの普及により、小銭を使わない人が増えています。コンビニや自動販売機で飲み物を買う程度であれば、「ロングウォレット」もしくは「マネークリップ」ひとつで事足ります。電子マネーを活用すると会計が簡単ですし、何よりスマートな印象です。
メインのお財布として「マネークリップ」を使い、サポートの意味で「小銭入れ」を携帯する。現代社会に即した新しいスタイルとして、おすすめします!
 
私はもともとブランド物は好きではないし(ただし価格に見合った質の良いものは好きだ)、買い物もSuicaやクレジットカードばかりで現金を使うことはほとんどない。そんなわけで著者のアドバイスに従い、マネークリップと小銭入れを買うことにした。
 
今回買ったマネークリップと小銭入れ(ソメスサドル製)。ひと目でブランド名がわかるようなものではないし、デザインもシンプルでとても格好良い。ちなみ著者が勤める松屋銀座で購入した。
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実際に使ってみると、まだ革が硬いせいか若干使いづらい。でもマネークリップは非常に薄くてスーツのポケットに入れても、カバンに入れてもまったく邪魔にならないし、馬蹄型の小銭入れも小銭が非常に取り出しやすい。そして質の良い革を使っているのに値段が全然高くないのが良い。
 
マネークリップを使う人はお金に対する執着がなく浪費家、そして貯蓄もないという※意見もある。だけどもマネークリップは現金もカードもそれほど収納できるわけではないので、逆に必要最低限のものしか持たなくなり、無駄使いを減らせるような気もする。まぁこればかりはしばらく使ってみないことにはわからないが…
 
※参考記事
 

今回の参考書籍。小物のチョイスでスーツスタイルを台無しにしないためのアドバイスが満載。紹介されているアイテムは定番のものから一味違った小物までと幅広いのでとても参考になる。 

9割の人が小物選びで損をしている ビジネススーツを格上げする60のルール

9割の人が小物選びで損をしている ビジネススーツを格上げする60のルール

 

 

『おかめちゃんの栄養たっぷり納豆レシピ』(タカノフーズ株式会社監修、ワニブックス)の「マヨポンちくわ納豆ごはん」を作ってみた

どんなに忙しくても朝食だけは自宅でとるようにしている。といってもそんなに時間はかけられないので、以前紹介した「濃い卵かけご飯」だったり「猫飯」のような非常に簡単なものばかりである。これ以外にも健康のためにと、あまり得意でない「納豆ごはん」も頻繁に食べている。

 

最初はごはんの上に納豆をかけるだけの「納豆ごはん」だけだったが、キムチを混ぜてみたり、卵黄を乗せてみたりと自分なりに飽きが来ないように工夫はしている。ただやはりもともと納豆が得意ではないせいか、納豆の登板回数が減ってきた。

 

納豆ごはんを継続させるにはどうすべきか…と考えていたら以前納豆レシピの本を買っていたことを思い出した。それは『おかめちゃんの栄養たっぷり納豆レシピ』(タカノフーズ株式会社監修、ワニブックス)という本。さっそく中をパラパラめくってみると、ごはんだけでなく、おかずやおつまみのメニューまで豊富に紹介されている。というわけで早速掲載されているレシピを試してみることにした。

 

記念すべき第一弾は「マヨポンちくわ納豆ごはん」。

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作り方はとても簡単で、温かいごはんの上に、納豆、ちくわ、マヨネーズ、ポン酢しょうゆ、青のりを乗せるだけ。マヨネーズをかけるのはちょっとためらわれたが、いざ食べてみると、マヨネーズのこってりさとポン酢のさっぱりさの相性がとてもよい。またちくわの歯ごたえもよいアクセントになっていて食べごたえも十分。

 

本書にはごはんに合う納豆レシピ以外にも、パンに合うレシピも紹介されているので、そちらも今度試してみたいと思う。

 

 今回の参考書籍。ごはんからおかず、おつまみにいたるまでたくさんの納豆レシピが紹介されている。