『その「おこだわり」、俺にもくれよ!!(1)』(清野とおる作、講談社)につまらない日常を楽しむ術を学ぶ
ここ最近、仕事は残業続き。休みの日もなかなか疲れが抜けず、あちこち出かける気力もない。このままでは仕事だけで何の楽しみもない人生になってしまうこと必至である(仕事を人生の楽しみにするという選択肢はない。)。限られた時間の中でも、なんとか日常生活を楽しむ術はないものか...
そんなことを考えながら、書店の各売り場を巡回していると、コミックコーナーで『その「おこだわり」、俺にもくれよ!(1)』(清野とおる作、講談社)が目に入った。普段はマンガを読むことはほとんどないのだが、このコミックからは色んなヒントが得られそうだと思い買ってみることにした。
本書は、作者が※「おこだわり人(びと)」たちからこの世を楽しく生き抜くヒントを聞き出すという構成になっている。そのおこだわりはどれもかなりマニアックで一般ウケはしないものばかり。でも個人個人が日常の中に自分だけの楽しみを見つけることができれば、周りから理解してもらう必要はない。私も自分だけの楽しみを見つけるべく、まずは先人たちのおこだわりを勉強することにした。
※つまらない日常生活の中で別にこだわらなくてもいい事に敢えてこだわり
そこに自分だけの幸せを見出しコソコソと楽しんでいる人
ちなみに本書では「寝る男」、「アイスミルクの男」、「ベランダの男」、「帰る男」などなど個性的な面々が紹介されているが、一つ共感できたのたが「ツナ缶の男」。このエピソードは試し読みができるので、興味がある方はぜひ読んでみてほしい。
作品紹介。「試し読みする」をクリックするとダイジェストが読める。
そんなわけで氷結STRONGグレープフルーツを存分に楽しむために、「いなばのライトツナフレークまぐろサラダ油漬」を買い、そこにマヨネーズとコショウを死ぬほどかけて食べてみた。
実際にやってみた図。こぼさずに混ぜるのは思ったよりも難しく、ちょっとこぼれてしまったのが悔やまれる。
ビックリするほど美味しくはないだろうと思ったのだが、これが意外と美味しかった。マヨネーズのこってりと、氷結のさわやかさの組み合わせがとてもよい。また、手軽にパパッとできるので、どんなに残業で帰りが遅くなってもまったく負担にならないも今の私にはよい。そんなわけでまだしばらくは残業続きの生活にも耐えることができそうである。
最後にDAIGOが今ラジオで言っていた3文字言葉を紹介して終わりにしようと思う。
SMT(仕事は みんな 大変)。
今回の参考書籍。コミックの内容が面白いのはもちろんだが、色んな「おこだわり人」からは自分だけの楽しみを見つけることが日常生活を楽しむうえでは大事であることを教えてくれる意外とよいコミック。
その「おこだわり」、俺にもくれよ!!(1) (モーニングコミックス)
- 作者: 清野とおる
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2015/06/23
- メディア: Kindle版
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