サラ・リーマンの読書備忘録

本好きな管理人が本を読んでみてあれこれやってみるブログ

『ラーメン大好き小泉さん』の「チキンラーメンの鳥パイタンラーメン風」を作ってみた

先日、深夜に放送されていた『ラーメン大好き小泉さん』。タイトルからして面白そうだったので、録画して日を改めて観てみた。無口で無愛想な女子高生の小泉さんがクラスメイトとラーメンを食べに行くというだけなのだが、これがなかなか面白い。

 
ストーリーの中ではラーメン店だけでなく、インスタントラーメンのアレンジレシピが紹介されていたのだが、これがちょっと変わっていたのでやってみることにした。
 
アレンジレシピは全部で3種類。
 
チキンラーメンをお湯と牛乳で作る鳥パイタンラーメン風
②味噌ラーメンにくだいたポテトチップスととろけるチーズをのせたピザポテト風ラーメン
③醤油ラーメンに天かす、鰹節、大根おろしをのせたおろしソバ風ラーメン
 
全部試してみたいが、まずは手軽にできるチキンラーメンの鳥パイタンラーメン風にトライしてみることにした。作り方はいたって簡単で、チキンラーメンにお湯370mlと牛乳80mlを沸かして丼に入れ、3分待てば出来上がり。
 
今回作った鳥パイタンラーメン風のチキンラーメン
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ドラマの中では具はのせてなかったが、それでは物足りないのでネギとたまごをオン。見た目は鳥パイタン風でとても美味しそう。これは味も期待できるなと一口食べてみると、なんと普通のチキンラーメン!スープを飲んでみるとほんのり鳥パイタン。これはお湯と牛乳の分量が逆だったのでは…そう思いドラマを観直してみても間違ってはいない。これは好みの問題だと思うが、個人的には牛乳の割合をもう少し多くした方がよい気がした。というわけで次のピザポテト風ラーメンに期待。
 

 今回参考にしたのは書籍ではないが、ドラマが面白かったので書籍も買ってみようと思う。

 

ドラマ情報。

www.fujitv.co.jp

『[図解]知ってるようで知らない食べ方の常識』(にっぽん食べ方研修会編、実業之日本社)のカレーの食べ方をやってみた

なんとなくスーパーに立ち寄ったら牛肉が安くなっているのを見つけた。ちょうど先日作った小林カツ代のヒラヒラカレーの牛肉バージョンをやってみようと思っていたので、その牛肉を買うことにした。

 

 先日の「ヒラヒラカレー」の記事。

bookreviewer.hatenablog.jp

 

そんなわけで家に帰り、ヒラヒラカレーの牛肉バージョンを作ってみた。先日作ったばかりなので、特に本を見返すことなく30分程度で完成。豚バラの薄切りも美味しかったが、牛肉の薄切りも肉が柔らかいままで、かみしめると肉の旨味が感じられてとても美味しい。

 

ヒラヒラカレー牛肉Ver.

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しかし家でカレーをパパッと作れるようになったのはとてもうれしいのだが、その後始末が大変なのが悩ましいところ。洗い物の負担を減らすような手立てはないものか。そんな風に考えていると、以前読んだ本に、皿を汚さないカレーの食べ方が書いてあったことを思い出した。


それは『[図解]知ってるようで知らない食べ方の常識』という本。その本の中で紹介されているカレーの食べた方は以下の通り。


①ごはんとルーの境目あたりを食べる

②ごはん全体をルー側に寄せる

③①②の工程を繰り返す


ごはんを寄せることで、皿についたカレーがキレイになるという仕組み。これはなかなか使える。というわけでさっそく実践してみたが、皿の形状がよくなかったのか、はたまた量が多すぎたのか期待していたほどキレイにはならず…また今度違うお皿にカレーを盛って試してみたいと思う。


実践してみたが…(お目汚し失礼)

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今回の参考書籍。今回紹介したカレーの他にも、コーンの粒を残さないコーンポタージュ缶の飲み方や、半熟目玉焼きを皿を汚さず食べる方法などためになる食べ方がたくさん紹介されていて面白い。

図解 知ってるようで知らない食べ方の常識

図解 知ってるようで知らない食べ方の常識

 

 

『タモリめし』(大場聖史監修、マガジン・マガジン)の「さっぱり豆腐丼」を作ってみた

昨年「笑っていいとも」の放送が終わって少し経ったころ、書店の店頭でこの『タモリめし』という本を見つけた。当時は料理なんてほとんどしていなかったが、「タモリのレシピ」の魅力には抗えず思わず買ってしまった。

 

久々に中を見てみると、ひとつのレシピが目に入った。それは「さっぱり豆腐丼」というメニュー。かなり昔にロケットニュース24で紹介されていたのを見て作ったことがあった。ただ、「タモリめし」とレシピが微妙に違う。

 

ロケットニュース24で紹介されていたレシピ

rocketnews24.com

 

ロケットニュース24で紹介されているレシピは、ネギ、ゴマ、刻んだいぶりがっこを豆腐と混ぜてご飯にのせ、最後に温泉卵をトッピングして完成なのだが、「タモリめし」ではいぶりがっこではなくたくあんとなっている。これはたくあんバージョンも試してみないといけないと思い、作ってみることにした。

 

ちなみにこの「豆腐丼」は、以前タモリ氏と糸井重里氏との対談の中で出てきたことで話題になったという。ならばその対談も見ないといけいなと思いチェックしてみた。


ほぼ日の記事。たしかにタモリ氏が「豆腐丼」について語っている。

ほぼ日刊イトイ新聞 - タモリ先生の午後。


この対談を見ると、具材にみょうがが加わっていて、最後に刻みのりをかけるとある。色んなバージョンが出てきて少々ややこしいが、今回はタモリ氏が語ったレシピで作ることにした


さっぱり豆腐丼ときゅうりの中華風漬け物。

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一品では物足りないので、塩揉みしたきゅうりを砂糖とごま油で和える「きゅうりの中華風漬け物」も作ってみた。豆腐丼もきゅうりの中華風漬け物もサッパリしているので、朝食には最適。特に豆腐丼は具沢山で色んな食感が楽しめるのがよい。いぶりがっこで作ったときも美味しかったが、たくあんもなかなかイケるので、気分によって具材を変えるのもよさそう。


今回の参考書籍。タモリさん考案のバラエティに富んだ30のレシピが紹介されている。タモリファンなら必携。

タモリめし (SUN-MAGAZINE MOOK)

タモリめし (SUN-MAGAZINE MOOK)

 

 

『孤独のグルメ2』(久住昌之原作、谷口ジロー作画、扶桑社)の「大手町ラーメン」に行ってみた

先日、『孤独のグルメ Season5』のテレビ放映に先がけて『孤独のグルメ2』の単行本が発売された。松重豊のゴローさんも、漫画のゴローさんも好きな私は発売日に書店で購入した。(漫画の中のゴローさんはどこか根暗な感じがするがそれもまたよし)

漫画の中で出てくる料理はもちろんどれも美味しそうなのだが、個人的に一番気になったのは第11話「東京都千代田区大手町のとんこつラーメンライス」。私はラーメンの中でも博多とんこつラーメンが大の好物で、近所の「やまちゃん」にもよく通っている。

そんなどうでもよい話はさておき、そういえば私も※「トンちゃんしばらく入れてない」と思い、今日は大手町ラーメンに行ってみることにした。

※大手町ラーメンに入る前のゴローさんの台詞

目当ての大手町ラーメンはこんなガード下にある。
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オーダーしたのはもちろん漫画と同じ博多とんこつラーメン。ネギとキクラゲがたっぷりのっているのがよい。まずはそのまま食べて、替え玉で紅しょうが、高菜、ごまでアレンジ。どちらもとても美味しかった。夜はちょっとした飲み屋になるみたいなので、今度は夜も行ってみたいと思う。

博多とんこつラーメン。
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今回の参考書籍。ドラマとは少しテイストが違うが漫画もなかなか面白い。

孤独のグルメ2

孤独のグルメ2


『男と女のホットサンド』(バウルーホットサンドカフェ著、グラフィック社)の「伯爵の?モンテクリスト」を作ってみた

数年前から愛用しているサンドイッチトースターの「バウルー」。たまたまそのレシピ本があるのを知り、すぐさま書店へかけこんだ。パラパラとめくってみると、定番のものからちょっと変わったものまで幅広く紹介されていて面白かったので買うことにした。

 

ちなみに私が使っている「バウルー」は焼いたあとに2等分しやすいダブル。でもこれから色んなレシピを試すなら、パンをそのままの形で焼き上げる「シングル」も買ったほうがいいなと思い、そのまま東急ハンズで「シングル」も買ってしまった。

 

我が家のバウルー。左が新しく買ったシングル。 

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レシピ本をじっくり読んでみるとどれもとても美味しそう。でもその中でもひときわ目を引いたのが「伯爵の?モンテクリスト」。卵液に浸したパンにハムとチーズを挟んで焼く。想像しただけでたまらない。次の朝食には絶対これを食べよう。と思ったところまでが昨日の話。

 

モンテクリストのレシピ。書籍で紹介されている内容とほんの少し異なるがそこはご愛敬。

www.bawloo.com

 

そんなわけで今朝はいつもよりも少しだけ早く起きて、モンテクリスト作りの準備を始めた。卵液にパンを浸し、タイミングを見計らってバウルーを温めバターを溶かす。そして卵液を吸ったパンをバウルーにセットし、ハムとチーズを挟んで焼き上げる。その間ただよってくる香りのよさが食欲を刺激する。

 

出来上がりはこちら。

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こんがり焼けたパンはサクッと、とけたチーズはトロッとの組み合わせがたまらなくよい。そして適度にボリュームもあるので、パン食にありがちな物足りなさはまったくなく大満足。ウェブに載っていたレシピには「卵液を吸わせたパンの内側にマヨネーズを塗れば、更にボリュームアップ。本場・北米的な味わいになります!」と書いてあったので、今度はこれも試してみたいと思う。

 

 今回の参考書籍。ホットサンドの定番といえるようなものから、「そんなのもアリなんだ?!」と思えるものまで幅広く紹介されている。バウラーでなくともホットサンド好きにはたまらない1冊。

男と女のホットサンド 作ってあげたい、一緒に作りたい“アツアツレシピ”

男と女のホットサンド 作ってあげたい、一緒に作りたい“アツアツレシピ”

 

 

 ダブルは焼いたあと簡単に2等分できるのがよい。

サンドイッチ・トースター  ニュー・バウルー(ダブル) BW02

サンドイッチ・トースター ニュー・バウルー(ダブル) BW02

 

 

パンをそのままの形で焼き上げるシングルは具がたくさん入るのがよい。

ホットサンドメーカー ニュー・バウルー(シングル)BW01

ホットサンドメーカー ニュー・バウルー(シングル)BW01

 

 

dancyu MOOK『日本一のレシピ 永久保存版』(プレジデント社)の「ピェンロー」を作ってみた

10月初日の昼下がり。さて、今日の夕飯は何にしようかと冷蔵庫を開けると、先日水炊きを作ったときに買った白菜があまっている。また水炊きをしてもよかったが、ちょっと違う鍋物が食べたいと思い、いつものように本棚へ向かった。

 

先日作った水炊きの記事

bookreviewer.hatenablog.jp

 

白菜を使った鍋料理のレシピを探していると、dancyu MOOK『日本一のレシピ 永久保存版』(プレジデント社)でよさそうなレシピを見つけた。それは「ピェンロー」という鍋で、しいたけでとっただし汁の中に白菜、豚バラ肉、鶏もも肉、春雨を入れて煮込むというとてもシンプルなもの。味付けは胡麻油のみで、食べるときは自分の椀に塩と鍋の汁を入れ、その中に具材を入れて食べる。これは絶対美味しいに決まっている。というわけで今日の夕飯は「ピェンロー」にすることにした。

 

ピェンローのレシピ

www.dancyu.com

 

と意気込んでみたものの、実は私は椎茸が食べられない。だしをとらないと美味しくなさそうだし、どうしたものかと悩むこと数分。椎茸はやめて昆布でだしをとることにした。足りない材料を買い、さて料理をしようかと思ったら、またも壁にぶつかった。昆布でだしをとる方法を調べていたら、なんと3時間~半日水につけるとある。これでは夕飯に間に合わない。なんとかすぐにだしをとる方法はないものかと再び調べるとあった。沸騰したお湯に10分入れるだけ。これなら夕飯に間に合う。

 

昆布屋さんが教えてくれているのだから間違いない。

cookpad.com

 

紆余曲折はあったものの、なんとか「ピェンロー」は完成。昆布だしと胡麻油以外の味付けはしていないのに、鍋の汁は絶品。もちろん鍋の具材もとても美味しい。というわけで、鍋から〆の雑炊まで美味しく食べることができた。これはぜひまたやりたいと思う。


今回作ったピェンロー。ちょっと作りすぎた…

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 今回の参考書籍。日本一のレシピというだけあって、見てるだけでよだれが出てくるメニューがたくさん。

 

『小林カツ代のお料理入門』(小林カツ代著、文春新書)の「ヒラヒラカレー」を作ってみた

料理オンチな私も、ここ数日の自炊で料理に対して少し自信が持てるようになってきた。とはいえ、まだまだ料理らしいものは作っていないし、一度に何品も作ることもできない。何品も作るのはまだまだハードルが高いが、せめてなにか家庭料理の定番と言えるようなものを作ってみたい。そう思い、いつものごとく本棚を物色してみた。

 
手にとったのは『小林カツ代のお料理入門』。パラパラとめくっていると、「炒めるという作業なし!ヒラヒラカレー!」という文が目に入ってきた。これぞ家庭料理の定番!そして簡単に作れそう!というわけで今回はこのカレーを作ってみることにした。
 
作り方はいたって簡単。一口大に切った玉葱とにんじん、それからすりおろしたにんにくを鍋に入れて煮込む。煮立ったら火を止めてルウを溶かす。そこからまた火にかけ、再び煮立ってきたら、肉(牛でも豚でも可)の薄切りを1枚ずつヒラヒラと入れていく。この肉を炒めずにヒラヒラと入れるのがポイントで、こうすると肉がだしガラにならず美味しいらしい。といっても事前に肉を炒めることすら知らなかった私にはピンとこないが、美味しいならやってみるしかない。
 
今回作ったヒラヒラカレー
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肉をヒラヒラ入れるとそんなに美味しくなるのかという疑問は少しあったものの、口に入れるとたしかに美味しい。今回は豚バラの薄切りを使ったが、カラカラになっておらずジューシーで、さらに脂身の甘みまで感じられるのがとてもよい。これは牛でもやってみなくてはいけない。

 
カレーというと玉葱を飴色になるまで炒めてそこから手間暇かけて煮込んでいくイメージがあったが、今回のヒラヒラカレーはとても簡単でなおかつ美味しい。今後もカレー作るときはゴロっとした肉ではなく、薄切り肉で食べたいと思う。

 今回の参考書籍。料理の基本から定番メニューのレシピが網羅されている。どれもそんなに難しくなさそうなので私のような初心者はもちろん、基本をおさらいしたいという人にも最適。

小林カツ代のお料理入門 (文春新書)

小林カツ代のお料理入門 (文春新書)